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2006.05.24

「雪に願うこと」

体調は上昇下降を繰り返し、
昨日は再び下降。
映画会社のお手伝いをお休みしてしまった。
すいません、A社の皆様。

一日、グッタリと休んでいた。
夕方に仮眠を取ったつもりが、
目を覚ましたら日が差していたのには驚いた。
晩飯食ってねーよ。
準備しておいた、みそうどん・キャベツ大量煮込みは、
本日頂きました。
なかなか相性良し。

で、多少今日は落ち着いていたので、
夕方、「雪に願うこと」を見てきた。

これほどまでに、
見ながら切なくなったり、熱くなったり、と心動かされたのは、
本当に久しぶりのことだ。
今年の映画ナンバーワン、既に決定。

出てくるキャラクター、一人一人に非常に厚みがある。
ストーリーを進めるために出てきたな、というキャラがほとんどいない。
むしろ分担されていて、そういう人は本当にワンシーンずつしか出ていない。
メインキャストたちは、役者の演技も見事にハマって、
とても立体感のあるキャラクターになっている。

普通に見ていると、伊勢谷友介演じる主人公に感情移入していたのかな、
と思うのだけど、
後から考えたら、吹石一恵演じるジョッキーにも感情移入していたな、
と気付いた。
彼女の、親に対するコンプレックスと自分に対する憤り、
あの部分は、自分と通じているのだ、と無意識に感じていたもの。

この二人に限らず、様々な人物の思いが、
最後のシーンに集約される。
ネタバレになると悪いので伏せるけど、
ここにいない、というのが、
また作品としてのテーマが強く出ているのだと思う。
そういう生き方を選ぶための時間だったのだ、と。

ここのところ、さんざん言われてきたシナリオのダメ出しを考えると、
実に見事なシナリオだと思う。
決して、全てを語らない、見せない。
絶対にこの先書いちゃうな、というところが書かれていない。
だからこそ、想像する。
絵を見て、考える。
やっぱり、映画だって想像するメディアなのだ。
だからこそ、受け取り方が人それぞれになって、面白いのだ。

悔しいのは、財布にお金が残っていなかったこと。
本作品のシナリオが収録された「月刊シナリオ」が、
売店で販売されていたのに、買えなかったのだ。
明日にでも、売店だけ入れてもらおうかな。
シナリオ研究、まずは「雪に願うこと」からスタートだ。

しかし、そんな研究対象ではなく、
純粋に、いい映画であった。
独立系だってまだまだいい作品は作れるんだ、
巨匠だっていいキャストだって集まるんだ、
ということを教えてくれた。
A社のK氏が、自社作品でもないのに「応援団長」と名乗り、
「キョンキョンの割烹着が見られるんだよ!」
と熱弁をふるってくれた理由、納得。

悲しいかな、現在の邦画過剰供給の状況下ゆえ、
いつまでロードショーが続くかわからない。
ぜひ、すぐにでも見て頂きたい、
とたくさんの人にお勧めする一本である。

しかし、テアトルタイムズスクエアって初めて行ったが、
なんであんな構造なんだ・・・?
スクリーンと客席の間にあるゴンドラ(のようなもの)、
常設する必要はあるのだろうか・・・?

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認められるという事が心を再生するキーワード。 伊勢谷友介演じる矢崎学が、東京で事業を起こすも失敗し、 本人は言葉を濁すが半ば逃げるかの様に故郷に帰る所から物語は始まる。 その故郷でばんえい競馬の調教師である年の離れた兄・威夫(佐藤浩市)は 彼の帰郷を快く思っ..... [Read More]

Tracked on 2006.05.25 at 02:34 AM

Comments

こんにちは(*^_^*)

「雪に願うこと」見てきました★
予告編を見てかなり期待していたので、内容はちょっと残念でした。
でも、兄弟愛は温かったですね♪

Posted by: りな | 2006.06.26 at 04:05 PM

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